2013年F1バーレーンGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位/4位、フェリペ・マッサは1位/6位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=2位/2=4位
ポジティブな1日だった。クルマの動きにもそれなりに満足している。大きな問題は発生しなかったし、さらに大事なことは、このトラックに合わせるためF138に大きな変更を加える必要がなかったことだ。長いストレートと低速コーナーで構成されたこのコースの特性は個人的にはすごく気に入っている。レースで素晴らしいショーを作り出してくれるコースだよ。
残念なことに、このコースでは風と砂の影響で作業に少し苦労する。ここでは路面が完全にクリーンになることはないんだ。
でも最初のフィーリングはいいから、明日はトップ争いのグループに入れると思う。恐らくコンマ2秒、最大でもコンマ3秒以内の戦いになるだろう。
午前中に試した空力アップデートを明日も使うかどうかまだ決めていない。どれだけうまく機能したか、まだはっきり分かっていないし、午後にはレースに向けてふたつのコンパウンドを比較する作業に集中していた。
これから予選と決勝に向けてベストな戦略とセットアップを選ぶためデータを分析していくので、長い夜となりそうだ。
フェリペ・マッサ フリー走行1=1位/2=6位
今日はすべてがうまく行った。現時点で日曜日に僕らがどのポジションにいるのか予想するのは容易ではないけどね。
クルマのバランスは良かったし、すべての状況下でいい動きをしていた。ただ、タイヤ、特にリヤタイヤの摩耗に多少苦しめられた。でも今日のような高温下ではひどいデグラデーションが発生するのは至って普通のことだ。その点でレースのための準備としてやるべき作業がたくさんある。
ミディアムタイヤではF138は非常に良く動き、ロングランでもさえも好調だった。でも日曜日のカギとなるのは、両コンパウンドでデグラデーションをコントロールすることであり、また、午前中に試したアップデートを使用するかどうかの決断も重要だ。