2011年F1アブダビGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位、フェリペ・マッサは5位だった。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 決勝2位
 この結果には満足だよ。ついに僕のポディウムトロフィーコレクションが完成したんだ! 僕はトップ3フィニッシュを73回成し遂げ、過去10年のF1カレンダーに含まれたサーキットすべてで表彰台に立った。来年はオースティン、再来年はロシアに行くから、新しいチャレンジと目標は常に現れる。とはいえ、常に一番の目標としているのは当然タイトル獲得だ。僕とチーム全員にとっての来年の目標ははっきりしている。もちろんタイトルを獲ることだよ。
 今日は最後まで優勝を狙って戦うことができた。いいスタートを決めてハミルトンと同等のペースで走れた。最初のピットストップはうまくいったけれど、2回目のピットストップでは2秒ほどロスをした。インラップでトラフィックに遭ってしまったことと、左フロントタイヤに問題があったことが重なった。でもそれが原因で優勝を逃したとは考えていない。なぜなら、最後に勝つのは最速のマシンだと思っているからだ。事実そうなった。
 オープニングラップはエキサイティングだったね。スタート後、1コーナーでウエーバーのアウト側から回り込んだ。そこの方がグリップがいいのを知っていたんだ。そしてベッテルがコースオフしたのを見て、バトンのスリップストリームに入り、少しリスクを冒したけれど、彼も抜くことができた。その後は苦戦することになると思っていたが、今日は予想していたよりずっとマシンのパフォーマンスがよく、ミラーを見てばかりのレースではなく、前を見て戦い続けることができた。最後の最後まで戦いたかった。ハミルトンがバトンのようにKERSのトラブルに見舞われるかもしれないと思ったからね。
 僕らは今年タイトル争いに加わることはできなかったけれど、それでもいいシーズンを過ごしている。チームとして大きく成長し、たくさんのことを学んでいるんだ。

フェリペ・マッサ 決勝5位
 5位という結果には満足できない。ソフトタイヤを履いていた時にはそこそこ順調にいっていたが、ミディアムに換えると、グリップがなく、マシンをきちんと走らせるのにとても苦労した。それで49周目にスピンしてしまったんだ。あれでウエーバーの前のポジションをキープする望みをすべて失ってしまった。
 ファーストスティントでは、バトンとウエーバーと戦うことができた。でも最終スティントで苦戦するだろうということが常に頭の中にあった。新しいフロントウイングが使えなかったことが、ソフトでの走行時よりミディアムの時に大きく影響した。ハード側のコンパウンドでの方がダウンフォースの欠如をより感じるからだ。
 次はブラジルだ。母国のファンの皆が応援してくれるから、その助けを借りて、今シーズンをいい形で締めくくることができると信じているよ。ここまではいいシーズンではないけれど。当然のことだが、はっきり言っておきたい。いろいろあるが、来年に向けてモチベーションが高まっているのは確かだよ。このチームとともに、もっと競争力のあるマシンを作るために努力する。そうすれば全く違ったシーズンになるだろう。

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