F1第18戦ブラジルGPの予選Q1は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。BMWザウバーの小林可夢偉は5番手タイムでQ2に進出した。
Q1開始時の天候は曇り、気温20度、路面温度は22度で路面コンディションはフリー走行に引き続きウエットのなかセッションのスタートが切られた。
セッションが始まると全車が一斉にコースイン。現地の予報ではセッション開始数分後に雨が落ちてくるとの情報が出ていたため、各車はインターミディエイトタイヤを履いて序盤からタイムアタックをかけていった。
アタックの応酬が続いたセッション前半は、フェラーリのアロンソが1分19秒台のタイムでリードを奪い、それにレッドブルの2台が続く。
ただセッション後半になっても雨は降らず、各車のタイムはさらにアップ。今度はウエーバー、ベッテルのレッドブル勢が1-2を築いてセッションは終盤へと移ていく。
残り5分、トップ2のレッドブル勢を除く22台が最後のアタックをかけると、ここでトップに立ったのは再びアロンソで、ただひとり1分18秒台のタイムをマーク。2番手以下にウエーバー、ベッテル、ロバート・クビカが続き、5番手にはザウバーの可夢偉がつけた。
一方、Q2進出をかけた17番手争いはフォース・インディアの2台が争う展開となり、最後までチームメイトを上回ることができなかったエイドリアン・スーティルが18番手に沈みノックアウト。新規チームの6台もここで予選終了となっている。