フェルナンド・アロンソが次戦アメリカGPに出場可能かどうかは、週明けに明らかになると、イタリアのメディアが報じている。
アロンソはアブダビGP決勝中、ジャン-エリック・ベルニュとの接触を避けるためにコース外に出たが、縁石を乗り越えた時に非常に大きな衝撃を受けたため、ドライバーにメディカルチェックを指示するマシンのアラームが鳴った。マシンのセンサーが記録した衝撃は25Gにおよんだということだ。
アロンソは背中に痛みを訴え、決勝直後の検査で異常は認められなかったものの、痛みが消えないため、翌日に改めて検査を受けた。
Gazzetta dello Sportによると、アロンソがアメリカに発つことができるかどうかの結論は週明けに出るということだ。
もしドクターストップがかかった場合、フェラーリは育成ドライバーで現在マルシャに所属するジュール・ビアンキを代わりに走らせることを考えているという。また、開発ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサの起用もあり得るということだ。
アロンソの欠場の可能性は低いもののゼロではないと、Gazzetta dello Sportは伝えている。現在フェラーリはコンストラクターズ選手権2位の座をメルセデス、ロータスと激しく争っているため、チームはアロンソがアメリカGPに無事出場できることを願っている。