フェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサは、今の時点で今年一番強いチームを予想するのは難しいが、レッドブル・レーシングのマシンはよさそうだと述べた。
バルセロナでのF1最終テストが終了した翌日、サンタンデールのメディアイベントに出席したふたりは、2013年のライバルとしてレッドブルを挙げた。
「ライバルたちの力を判断するのは難しい。不可能だよ」とアロンソ。
「FCバルセロナの練習場に行って、選手たちがウォーミングアップしているのを見て、日曜の試合に勝てるかどうか予想するのは無理だ」
「ラファエル・ナダルやノバク・ジョコビッチがウォーミングアップしているのを見ただけでは、誰が勝つかなんて分からない。だから(僕らも開幕戦の)オーストラリアを待とう」
「自分たちの目標を忘れてはならない。去年の終わりにはライバルたちより0.7~0.8秒遅かったということを忘れてはだめだ」
「今シーズン最強なのはレッドブルとマクラーレンだろうが、僕らも彼らに近づけると思う」
マッサはレッドブルの他にメルセデスも強そうに見えたと語っている。
「レッドブルのクルマはすごくコンペティティブだね。とても安定している。後ろを走った時にも見たけれど、リヤがとてもいい。ロングランでもタイヤのデグラデーションの面で一貫している」
「ここ数シーズン、彼らは力を見せつけているし、今年も彼らのマシンが一番強いというのが僕の意見だ。競争力の面で彼らは同じような状況だと思う」
「でも他にも強いクルマはある。(バルセロナでは)メルセデスはよさそうだった。(1周の)ラップタイムは速いし、ロングランでも悪くない」
「でも自分たちの位置関係がはっきり分かるのは、開幕戦の予選と決勝を走ってみてからだ。僕らは昨シーズンに比べるといい状態で開幕戦を迎えられると前向きに考えている。そうであることを願っているよ」