フェラーリ・ジャパンは、3月の東日本大震災で被災した東北の家族を、F1日本GPのチームガレージに招待した。
これは、東日本大震災に見舞われた日本の復興に向けたサポートの一環として実施されたもので、招待された家族はフェラーリのガレージに招かれ、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのふたりから直接励ましのメッセージを伝えられた。
フェラーリは、震災直後から日本の復興支援を表明しており、今季F1の開幕戦オーストラリアGPでは、マシンのフロントウイングに日の丸と「ガンバレ! 日本」というメッセージを掲出し、世界に発信。また、今年7月には、在日イタリア大使館協力のもと、フェラーリ初の4シーター4駆モデル「FF(Ferrari Four)」の発表およびチャリティー・オークション・パーティーで、総額5300万円の寄付金を集めた。
この寄付金は、イタリア・ローマにあるチヴィタヴェッキアの姉妹都市である宮城県の石巻市へ全額送られ、「今すぐできる支援」として、放課後児童クラブの専用教室建設の費用に充てられる予定になっている。
