IZDOインディカー・シリーズに参戦する名門アンドレッティ・オートスポートは、最終戦フォンタナで来季のエンジンをシボレーからホンダに変更することを発表。さらにマルコ・アンドレッティとジェームズ・ヒンチクリフの残留も発表した。
昨年はライアン・ハンター-レイがシリーズチャンピオンに輝き、今季はハンター-レイ、マルコ・アンドレッティ、ヒンチクリフ、そしてEJ.ビソの4台体制で参戦。インディ500では、スポット参戦のカルロス・ムニョスが2位を獲得するなど名門の強さを発揮しているアンドレッティ・オートスポート。
最終戦フォンタナでアンドレッティ・オートスポートは来季に向けて大きな発表を行った。
デビュー以来父マイケル・アンドレッティのチームから参戦するマルコ・アンドレッティとの契約を2015年まで延長。さらにゴー・ダディ・ドット・コムのスポンサー離脱に伴い移籍が噂されていたヒンチクリフは、ニュースポンサーにUFDを獲得しチームに残留することとなった。
さらにマイケルはホンダへのエンジン変更を発表。「再びホンダと一緒に仕事をすることを楽しみにしている。それは我が家へ戻るような感覚だね。一緒に成功ができると信じているよ」とコメント。
来季、チップ・ガナッシがホンダからシボレーへのスイッチするが、ホンダはチップ・ガナッシに変わるビックチームを求めてはいないと言われていた。しかし、ホンダは強力なチームを得ることに成功したようだ。
「ホンダ・レーシング・ファミリーにマイケル・アンドレッティとアンドレッティ・オートスポートが戻ってきてくれたことを歓迎できて非常にうれしいね。アンドレッティ・オートスポートは、インディカーの中でホンダの成功に大きな役割を果たしてくれた。今後の活躍を楽しみにしているよ」とホンダ・パフォーマンス・デベロップメントの社長アート・セント・シアーは語っている。