クーパータイヤ・ブリティッシュF3国際シリーズの週末のフォーマットを2010年に変更し、従来の2レース開催から3レース開催に増やすという案が出てきている。
この案を取り入れると、1シーズン10戦の場合、30レースが行われ、これまでよりレース数が1.5倍に増えることになる。
「この選手権のレース数を30に拡大するのは、選手権を卓越した“モータースポーツの大学”にするというポリシーの論理的な展開であると確信している」とブリティッシュF3チーム団体であるFOTAのスポークスマン、ピーター・ブリッグスはコメントしている。
「マシンの信頼性は高く、安全性についてFIAの承認も得ており、テスト距離は制御されながらも長距離にわたっている。さらに各週末に3レースが開催されるのだ。イギリスF3は何よりもまずドライバーのシリーズであり、ここでは最適なトレーニングが可能だ」
シリーズプロモーターのステファン・ラテルはこの提案を歓迎し、実現のためにチームと取り組みを行っていくと述べた。
「イギリスF3の1シーズン30レースというFOTAの提案を非常に喜ばしく思っている。観客に歓迎されるだろうし、TV的にも非常にいいことだ。これによってより一層エキサイティングで価値ある選手権になるだろう。FOTAと共にこのアイデアを実現させるための取り組みを行っていくことを楽しみにしている」
