F1第14戦イタリアGPが10日、モンツァ・サーキットで幕を開け、初日1回目のフリー走行はマクラーレンのジェンソン・バトンがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は16番手、HRTの山本左近は24番手となっている。

 初日から快晴に恵まれたモンツァ・サーキットは週末の3日間も晴天が予想され、この日も午前10時の時点で気温16度、路面温度21度のドライコンディションとなった。このモンツァは3本のロングストレートを備えており、カレンダーのなかでも最も平均速度の高いコース。タイヤにも厳しく、ブリヂストンはこのモンツァにハードとソフトという2種類のタイヤを持ち込んでいる

 フォース・インディアはエイドリアン・スーティルに代えてリザーブドライバーのポール・ディ・レスタを起用。HRTは山本左近とブルーノ・セナが引き続きコンビを継続し、トータル24台のマシンが1回目のフリー走行に臨んだ。

 セッションはHRTを除く22台がインスタレーションラップを行うなか、最初にメルセデスのミハエル・シューマッハーがタイムを刻む。シューマッハーはトロロッソのハイミ・アルグエルスアリとともに序盤から周回を重ねていき、タイムを1分26秒台まで縮めていった。

 シューマッハーとアルグエルスアリの2台が依然として周回を重ねるなか、開始30分を前にようやくマクラーレンのルイス・ハミルトンやレッドブルの2台、ザウバーの小林可夢偉を含む数台がコースインしてくる。ハミルトンはここで早くもトップタイムをマークすると、直後に1分24秒台までタイムを更新する。

 ウイリアムズのルーベンス・バリチェロはセッション折り返しの45分過ぎに突然マシンにトラブルが発生、ストップしてしまう。7コーナーの立ち上がりで突如駆動を失ったバリチェロのマシンはコース脇にマシンを止めることを余儀なくされた。

 その間、セッションはバリチェロのトラブルが起きる前にトップタイムをマークしていたセバスチャン・ベッテルがイエローフラッグが解除された後もさらにタイムを縮めるも、マクラーレンのもう一台を駆るジェンソン・バトンがすぐにベッテルを上回る1分23秒693というタイムをマークし、バトンは終盤にかけてもトップをキープした。マクラーレンのマシンは極端にリヤウイングを寝かせているライバルに対し、比較的ウイングを立たせながらもスピードを稼いでいるようだ。

 その後セッションは、残り20分を切ったところでHRTを駆るブルーノ・セナがコース上にストップしたものの他の走行に影響はなく、タイムでもバトンを上回るドライバーは現れずに90分のセッションは終了した。ベッテルが2番手、ハミルトンが3番手につけた。地元ティフォシの声援を受けるフェラーリ勢は8、9番手。小林可夢偉は1分25秒334というタイムでチームメイトの後ろ16番手で最初のセッションを終えている。

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