インディアナポリスでのアメリカGP復活についての話し合いが、インディアナポリス側とバーニー・エクレストンの間で行われたと報じられている。一方、アメリカ国内の他の開催候補地も浮上しており、将来はアメリカでF1が2戦開催される可能性があるとの見方も出てきている。

 インディアナポリス・モータースピードウェイ (IMS) の元CEO、トニー・ジョージとF1の大手スポンサー数社の代理を務めるジャスト・マーケティング・インターナショナル社のCEO、ザク・ブラウンが中国GPの現場に足を運び、F1商業権所有者のエクレストンや支援者候補たちと共に、アメリカGPの復活について長時間にわたって会合を行ったと言われている。
 エクレストンとジョージが金銭面の条件で合意できず、アメリカGPは2007年を最後にカレンダーから消滅した。しかし最近、同GP復活への動きが活発になってきている。ジョージはすでにIMSの代表者ではないが、エクレストンとの関係は良好で、今もコンタクトをとっており、ジョージがアメリカGPの復活に大きな役割を果たすことになるかもしれない。
 F1各チームやそのスポンサーは、大きな市場であるアメリカでグランプリを開催したいという意向を再三表明している。

「F1レースを開催する場合に問題になるのは、“どこでやるのか”と“どうやって資金を用意するのか”ということだ」とブラウンはインディアナポリス・スター紙にコメントしている。
「インディには場所があるので、その点はクリアしている。皆が開催を望んでおり、強い圧力もない。あとはすべての要素が揃えば実現する。金銭面の問題が解決できれば、明日にでもゲートを開けてレースができる。用意しなければならない資金もそれほど多額なものではない」

 一方で、インディアナポリス以外の開催地もアメリカGPの候補に挙がっている。エクレストンは繰り返しニューヨークで開催したいと述べており、その他にはサンフランシスコ、ラスベガス、マイアミも候補地として考えられており、将来はアメリカでF1が2戦開催されるのではないかとの推測もなされている。

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