22日、カリフォルニア州ソノマ、インフィネオン・レースウェイで行われたIZODインディカー・シリーズ第13戦。前戦ロード&ストリート部門のチャンピオン“マリオ・アンドレッティ・トロフィー”を獲得したウィル・パワー(ベライゾン・ペンスキー)が今シーズンのロードコース最終戦となるこのレースでもポール・トゥ・ウインで制し、今季5勝目を挙げた。

 ダン・ウェルドン(パンサーレーシング)が1周目に接触し、すぐさまイエローコーションとなり始まった第13戦インフィネオン。序盤はポールスタートのパワーがリードし、チームメイトのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)とダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)が追いかける展開となった。パワーを捕まえたいシリーズランキング2位のフランキッティは17周目に2位にポジションアップし追いかけるが、パワーとの差は縮まらず14秒差がついて1回目のピットインを迎える。

 パワーはトップのままコースに戻るも2度のフルコースコーションが入る。パワー、ライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)、フランキッティ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)というペンスキーvsガナッシの展開で中盤戦に突入。ロード王者となったパワーの速さはここでも衰えることなく、再び2位以下を引き離していく。

 2度目のピットインを終えてもパワーがレースを支配していたが、残り10周となったところで再びイエローコーションへ。リードがなくなったパワーに2番手のディクソンが襲い掛かり、1秒差以内の接近戦が繰り広げられる。しかし、パワーは0.7432秒差でディクソンを抑え、シーズン3度目となるポール・トゥ・ウインを飾った。

 2位にディクソン、3位にはフランキッティとガナッシのふたりが入り、ブリスコとカストロネベスのペンスキー勢がその後に続いた。

「なんてパーフェクトな週末だろうね。素晴らしいレースだったよ。ベリゾン・ペンスキーのみんな、そしてこの機会を与えてくれたロジャー・ペンスキーとティム・シンドリックに感謝したい。1年前、ヘリコプターで運ばれて病院でインフィネオンのレースを観なければならなかった。だけど再びここに戻ってきてポールから優勝できるなんてファンタスティックだよ」と喜びを語ったパワー。ランキング2位のフランキッティに59ポイント差を付け、残り4戦のオーバル戦に挑む。

 この週末、調子が上がらなかった佐藤琢磨(ロータス/KVレーシング)は17番手からスタート。終盤10位までポジションをアップするが、フリープラクティスでも接触したダニカ・パトリック(アンドレッティ・オートスポーツ)と残り2周のところで接触し18位でレースを終えた。武藤英紀(ニューマン・ハース)も終盤に接触で順位を落とし17位でレースを終えている。

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