IZODインディカー・シリーズ第7戦テキサスは5日、テキサス・モータースピードウェイで決勝レースが行われ、ライアン・ブリスコ(ペンスキー)がダニカ・パトリック、マルコ・アンドレッティのアンドレッティ・オートスポーツ勢を退け優勝を飾った。

 今季初のナイトレースとなったテキサス。序盤はポールを獲得したブリスコを先頭に、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)らチップ・ガナッシ勢、ペンスキー勢が激しく争う展開に。その後方からは、ダニカが好調で1台ずつパスし、序盤から順位を上げてくる。

 1回目のフルコースコーションは46周目、デブリによって出され、ここで各車が一斉に一度目のピット作業を済ませる。しかし、リスタート後わずか6周でまたもフルコースコーションが出されてしまう。11番手スタートながら集団の中で苦しい戦いを強いられていた佐藤琢磨(ロータス/KVレーシング)がターン2で外側のバリアにクラッシュ。またもレースを終えることとなってしまったのだ。

 レースはその後、シモーナ・デ・シルベストロ(HVM)が琢磨と同様にターン2でクラッシュ、炎が出て長いセーフティカーが導入されるなど、中盤以降はやや波乱の展開となる。ペンスキー勢の一翼、エリオ・カストロネベスもストレートでマリオ・モラエス(KVレーシング・テクノロジー)とクラッシュ、モラエスに詰め寄る場面も。

 終盤、レースを沸かせたのは序盤から今季これまでの不振を払拭するような快走をみせたダニカ。一時トップを奪うと、スタンドは総立ち。女性ドライバーの“主役”の面目を保つ形となった。

 最後はダニカとブリスコによるバトルが展開され、ブリスコがこれを制し優勝! ダニカ、そしてマルコ・アンドレッティとアンドレッティ・オートスポーツ勢が続く展開となった。

 7番手グリッドからスタートした武藤英紀(ニューマン・ハース)は決勝でまたもペースがのびず、12位でフィニッシュした。

●インディカー・シリーズ第7戦テキサス ダイジェスト(www.indycar.com)

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