フロリダ州セント・ピーターズバーグの市街地コースで開催されるベライゾン・インディカー・シリーズの開幕戦。28日に2回のプラクティスが行われ、佐藤琢磨(AJフォイト)がトップタイムをマークした。
22台がエントリーした2014年のインディカー開幕戦。前日までTBAとなっていたデイル・コイン・レーシング18号車のシートは、コロンビア人のルーキー、カルロス・ヒュータスが獲得した。
バーバー・モータースポーツパークで行われた合同テストを4位で終え、開幕に向け順調な仕上がりをみせていた琢磨は、セント・ピーターズバーグでも速さを見せる。午前中のプラクティスで3番手に付けると、2回目のプラクティスでは1分2秒5615のタイムをマークし初日のトップを奪った。
「セント・ピーターズバーグに戻ってこれコースに居ることができ、とても興奮しています。例年に比べるとコースコンディションはあま良くありませんが、クルマは調子が良かったです。このセッションでとても進歩することができました。これを継続して予選でも速さを見せたいですね」と琢磨。
移動中にトランスポーターが炎上し、レース準備に遅れが生じたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングだったが、グラハム・レイホールは2番手を獲得。
3番手にウィル・パワー、4番手にエリオ・カストロネベスとペンスキー勢が続き、5番手にサイモン・ペジナウ(シュミット・ハミルトン)が入った。
オープンホイールカーに今季から復帰を果たし、合同テストでも好タイムをマークしていたファン・パブロ・モントーヤは、19番手と下位に沈んでいる。
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