今週末、セント・ピーターズバーグで開催されるベライゾン・インディカー・シリーズ開幕戦。25日に発表されたエントリーリストには、22台がラインアップされている。
開幕戦のエントリーリストには、バーバー・モータースポーツパークの公式合同テストに参加したオリオール・セルビアを除く21名のドライバーが記載され、デイル・コイン・レーシングの18号車のみ未だTBAとなっている。
今季はチップ・ガナッシ・レーシングがシボレーに、アンドレッティ・オートスポートがホンダエンジンにスイッチし、シボレーエンジン勢が10台、ホンダエンジン勢が12台となった。
ルーキードライバーは、ロシア人初のインディカー・ドライバーとなるミハイル・アレシン(シュミット・ピーターソン)、昨年のインディ500で2位を獲得したカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)、ブライアン・ハータ・オートスポートのシートを獲得したジャック・ホークスワースの3名。
ツインターボエンジンに変更したホンダ勢の苦戦が予想されていたが、バーバー・モータースポーツパークでの合同テストでは、シボレー勢に肉薄。今年もコンペティティブな戦いが繰り広げられそうだ。
インディカー参戦5年目となる佐藤琢磨は、昨年に引き続きAJフォイト・レーシングから参戦。合同テストでは4番手のタイムをマークするなど上々の仕上がりを見せている。昨年も第3戦ロングビーチに日本人初優勝を記録しており、今季も序盤からの活躍を期待したい。
開幕戦セント・ピーターズバーグは、28日にはプラクティス、29日には公式予選が行われ、30日現地時間15時20分より決勝レースが開始される予定だ。