11日より開幕しているIZODインディカー・シリーズ第5戦インディ500。13日に行われたプラクティス3日目は、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が、225.100mphを記録しトップ。佐藤琢磨(AJフォイト)は、6番手のスピードを記録している。
プラクティス3日目は、現在エントリーしているバディ・ラジアー以外の32名のドライバーが走行した。琢磨のチームメイトとしてインディ500に参戦するコナー・デイリーも、バルセロナのGP3からアメリカに戻り、ルーキー・オリエンテーション・プログラムをクリアしている。
この日トップスピードを記録したのはマルコ・アンドレッティで、54周を走行し225.100mph(39秒9823)をマーク。3度のインディ500優勝を持つエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)も225.075mphを記録し39秒台のタイムをマークしたが、わずか0.0043秒差届かず2番手となっている。
マルコ・アンドレッティは、「ミニレースをシミュレートできるくらい、僕たちは(体制が)贅沢だし、そのアドバンテージを十分に利用しているよ」と5台体制で挑むアンドレッティ・オートスポートの利点をコメント。
3番手には、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が入り、「チームメイトとは別の走行機会を持つことができた。アンドレッティ・オートスポートの共同作業で、すべてを確かめられることは本当にいいね」と語っている。
4番手にウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、5番手にJR.ヒルデブラント(パンサー・レーシング)とトップ5はシボレー勢が独占。
ホンダ勢のトップは、6番手の佐藤琢磨。45周を走行し223.624mph(40秒2931)を記録している。