IZODインディカー・シリーズ第5戦にスケジュールされた第97回インディアナポリス500マイルレース。15日に行われたプラクティス5日目は、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)がトップスピードをマークし、総合でも4番手へと浮上した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、12番手だった。

 11日から連日行われているインディ500のプラクティス走行。5日目は、ここまで不調だったチップ・ガナッシ勢が奮起し、フランキッティがトップスピードをマークした。

 前日までは総合28番手と下位に沈んでいた前年のインディ500ウイナー、フランキッティだが、224.236mph(40秒1363)をマークし5日目のトップスピードを奪った。ここまで5日間でホンダエンジンがトップに立ったのは初めてだ。

「今日のトップスピードは重要ではない。でも、気分はいいね。まだ僕たちは準備段階の途中にいるんだ。セッティングを常に変更している。時には1ラップや2ラップでね。午後に大きな変更を加えたが、それに満足しているよ。アンドレッティの連中やチームメイトより前に行けたからね」とフランキッティ。

 チップ・ガナッシからインディ500に参戦するライアン・ブリスコが5番手、同じくチームメイトのスコット・ディクソンも9番手とスピードを上げている。

 2番手に入ったのはパンサー・レーシングから参戦するベテランのタウンゼント・ベル。3番手に、エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、4番手にはライアン・ハンター-レイが入った。

 前日トラブルで十分な走行時間が得られなかった佐藤琢磨(AJフォイト)は、この日87周を走行し12番手のスピードを記録した。

「昨日の影響でプログラムに遅れが出ていましたが、今日で上手く追いつくことでき、試したかったこともいくつか試すことが出来ました。よいデータを集められたと思います」と琢磨は語っている。

 プラクティスは17日の金曜日まで行われ、18日のポールデーと19日のバンプデーでグリッドが決定。26日に第97回インディアナポリス500マイルレースの決勝レースが行われ、日本でもCSスポーツチャンネルのGAORAで生中継される予定だ。

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