インドGPのオーガナイザーは、同グランプリの来季開催が危ぶまれているとの報道を否定する声明を発表した。
2011年に初開催を果たしたインドGPは2015年までの契約を結んでいる。
しかし今週、インドGPのプロモーターであるジェイピー・スポーツ・インターナショナル(JPSI)が財政難に陥っており契約を全うできないのではないかと報道された。
19日、JPSIはこの推測を否定する声明を発表した。
「一部国際報道機関が、JPSIが2014年のインドGPを開催しないかもしれないとのうわさを広めようとしている。これは完全に事実無根の悪意ある報道である」と声明の中でスポークスパーソンは述べている。
「フォーミュラワン・マネジメントとの我々の契約は、ブッダ・インターナショナル・サーキット(BIC)で2015年までF1レースを開催するというものであり、我々はそのためにすべての力を注いでいる。我々がF1レース開催を断念する理由は一切ない」
「実際、JPSIはF1とスーパーバイク世界選手権に加え、BICで国際的な自動車レースやバイクレースを他にも開催することを強く望んでいる。スーパーバイク世界選手権は今年11月17日に開催予定となっている」
「我々は地元政府や国際的および地方のモータースポーツ団体と協力し、インドでのモータースポーツ発展のために懸命に取り組んでいる」
今年のインドGPは第16戦として10月27日に開催される。