2011年F1第17戦インドGPのフリー走行2回目は、フェラーリのフェリペ・マッサがトップタイムをマークした。
現地時間14時から始まった2回目のフリー走行は開始時の気温が30度、路面温度は39度まで上昇。天候は1回目と変わらず曇りで、引き続きドライコンディションのなか行われた。
この2回目も、ウイリアムズのパストール・マルドナドが午前の走行に続いてコースオフ。セッションの折り返し過ぎには、ヴァージンのジェローム・ダンブロジオが単独クラッシュを喫して赤旗が出るなど、1回目と同じくドライバーはダスティな路面に苦戦を強いられた。
そうしたなか、タイムシートの上位ではレッドブルとマクラーレンにフェラーリが加わる展開となり、終盤に1分25秒706をマークしたフェラーリのマッサがレッドブルのセバスチャン・ベッテルを抑えてトップにつけた。
3番手はフェラーリのフェルナンド・アロンソ。彼らはこのセッションでも可動するアグレッシブなフロントウイングを使用している。1回目トップのルイス・ハミルトンが4番手、5番手マーク・ウエーバー、6番手ジェンソン・バトンと続き、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが7番手につけた。
ザウバー勢は小林可夢偉が12番手、セルジオ・ペレス13番手となり、可夢偉は10番手につけたトロロッソのセバスチャン・ブエミからコンマ2秒差となった。