Mazda Women in Motorsport 2015
ニュースリリース
2015年8月27日

Mazda Women in Motorsport Project 2015 最終選抜メンバー発表
―紅白カラーのレーシングスーツをお披露目―

　9月5日（土）に茨城県筑波サーキットで行われる「第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」にMazda Women in Motorsport Project 2015（以下、MWIM）の最終選抜メンバー5名が参戦する。

　MWIM は、自動車産業やモータースポーツへ参画する女性を増やすため、今年1月に募集を発表し、18歳〜68歳までの200名を超える応募者から選考を経た25名の女性が訓練に参加した。9月のロードスター4時間レースを目標に訓練を行ってきたが、参加者の成長が著しく、7月には「スーパー耐久富士8時間レース」に2名が先行デビュー、同月に九州で行われた「マツダエンデュランスレース」には12名のドライバーと3名の監督がレースデビューした。今回参戦する「メディア対抗ロードスターレース」も合わせると、計19名のドライバーがMWIM プロジェクトからレースデビューを果たすことになる。

　今回MWIM 最終選抜メンバーとして参戦するのは、小松寛子さん、村里早織さん、北平絵奈美さん、関崎祐美子さん、林由里子さんの5名。（決勝レース出走順） また、訓練生であった森本由起子さんが監督として指揮をとる。

以下出場選手と監督、プロジェクトリーダーのコメント

パイオニアのエンジニアであり、7月のスーパー耐久に先行デビューした小松寛子さん
「このメディア対抗4時間耐久レースはMWIM プロジェクトの集大成だと思っています。監督、選手、スタッフの方や応援して下さる皆様と一緒に、訓練の成果を発揮したいと思います！」

カートでは全国大会で優勝経験もある北平絵奈美さん
「約4ヶ月にわたって行われた美祢での訓練や練習走行会での成果を最大に発揮する舞台だと思います。井原さんをはじめ、MAZDA の関係者様、応援してくださっているMWIM メンバーへ感謝の気持ちを忘れず、チーム全員で最高の結果を残せるように精一杯頑張ります」

メーカーエンジニアの村里早織さん
「プロジェクトが立ち上がってから5ヶ月、美祢での訓練や、井原さんからアドバイスを頂いて自主練習やメンタルトレーニングを行い、レース初心者がレースに出れるようにまでなりました。メディア耐久は選抜メンバーで走りますが、MWIM プロジェクトメンバーみんなの想いを一つに、これまでの成果を力の限り発揮したいと思います」

7月のスーパー耐久にも参戦した林ゆりさん
「プロジェクトメンバーが全員一致団結してより良い結果につながるように頑張ります」

最終訓練でトップタイムをマークした関崎祐美子さん
「4時間という長時間、レース中盤からは暗闇のサーキット、どのような展開になるのかとてもわくわくしています！チーム一丸となって表彰台目指して頑張ります！！」

森本監督
「約3か月間、井原総監督の指導の下にメンバー一体となって訓練に取り組んできました。代表5人の選手がレースに専念できるよう、他のメンバーと一緒にデータ分析やピットでのサポートを頑張ります」

FIA（国際自動車連盟）アジア代表委員でMWIM プロジェクトリーダーの井原慶子
「今年は、おろしたての新型ロードスターで全チームが参戦するので、初参戦の私たちには大きなチャンスです。今回は速いだけでなく強いドライバーを選考しました。5名の選抜ドライバーは、走りもこころも力強いので、訓練で習得した女性ならではのレース運びを実践して優勝を目指して頑張ってほしいと思います」

　8月20日には、筑波サーキットにて事前練習を行ったMWIM 最終選抜メンバー。新旧ロードスターを乗り比べて初走行の筑波サーキットを習熟した。