インディカー・シリーズに参戦しているアンドレッティ・オートスポートは、今週末のミルウォーキーマイルでのレースから、ジャスティン・ウィルソンを25号車のドライバーとして起用することを発表。ウィルソンは、今季残りのレースのシートもゲットしている。
昨年はデイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦していたウィルソンは、今季シートを喪失。レギュラー参戦はできなかったが、5月に行われたグランプリ・オブ・インディアナポリスとインディ500の2戦にアンドレティ・オートスポートからスポット参戦していた。
フォーミュラEなどに参戦しながら、インディカー復帰を模索していたウィルソンは、アンドレッティ・オートスポートからスポット参戦した時と同じく、序盤戦にシモーナ・デ・シルベストロがドライブしていた25号車のシートを獲得。インディカー残り5戦に出場することとなった。
「残り5レースに参戦できることを本当に楽しみにしているよ。出来る限り挑戦し成功を収めて、チームとホンダを手助けしたいね」
「シーズン終盤に向けて、ジャンプしていくのは簡単にはいかないだろう。みんながエアロキットとクルマから学び、見つけ出しているからね。しかし、学習し進化を続けて、願わくば来年にむけていいカタチを作りたいと思っているよ」
「僕たちは、一度に一歩を踏み出す必要があるけど、インディカーレースの素晴らしいところは、週末誰にでも勝つチャンスがあることだよ」
先月末、HPDのLMP2カー『ARX-04b』でパイクスピーク・ヒルクライムに参戦したウィルソンだが、練習走行初日にターボトラブルからエンジンブロー。予選も走ることもできずに終えている。