ウイリアムズは17日、ブルーノ・セナと2012年のドライバー契約を結んだことを正式に発表した。
ウイリアムズのシートを巡っては、これまで何ヵ月にもわたってさまざまな推測がなされ、昨年までエースドライバーを務めてきたルーベンス・バリチェロに加え、フォース・インディアから放出されたエイドリアン・スーティル、そしてセナという3人が最終的な候補にあがっていた。
そうしたなか、ようやくウイリアムズは、パストール・マルドナドのチームメイトとして28歳のセナを起用することを決めた。
セナは、喜びのコメントのなかで、叔父であるアイルトンに触れ、次のように語っている。
「叔父が走ったチームで走れることに非常に興奮している。特に多くの人たちがアイルトンと実際に働いているからね。そうした記憶を思い出しつつ、僕らも新たに素晴らしい思い出を積み重ねることができればいいと思っている」
ウイリアムズ入りを果たしたセナは、2月上旬のヘレステストに参加。9日にウイリアムズのドライバーとしてデビューする予定だ。
ウイリアムズは、今季からエンジンを当時のアイルトン時代と同じルノーエンジンにスイッチする。