ウイリアムズF1チームは20日、ともにフィンランドに本社を置くグローバル企業『WIHURI』、『KEMPPI』とのパートナーシップ契約をそれぞれ更新し、契約内容を拡張したと発表した。
『WIHURI』は、製品梱包業や日用品の卸売業、投資商品の専門的な取引から航空分野まで手がける複合企業。このWIHURIのロゴは、リアウイングの翼端板に掲げられるほか、ドライバーのヘルメットやレーシングスーツ、チームウェアにもプリントされることとなる。また、ヨーロッパおよび北アメリカ地域で開催されるグランプリでは、それぞれWIHURIグループ傘下の『WIPAC』『WINPAK』のロゴがリアウイング翼端板に掲げられる。
『KEMPPI』は、アーク溶接機材を手がけるグローバル企業で、世界70ヶ国以上と取引し、15の地域に子会社を持つ。このKEMPPIのロゴは、フロントウイングの翼端板に掲げられるとともに、レーシングスーツやチームウェアの袖にもプリントされる。また、技術的な提携も続けるとのことで、ウイリアムズはKEMPPIから溶接に関する技術提供を受けるという。
ウイリアムズは昨年からこの2社とのパートナーシップ契約を結んでいるが、これらの企業は、今シーズンからレギュラードライバーに昇格したバルテッリ・ボッタスがチームに持ち込んだスポンサーだと言われている。