スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト2回目がスタート、バルテリ・ボッタスがウイリアムズFW38の走行を担当した。

 1日の天候は晴れでドライコンディション。ウイリアムズは大きなトラブルなく走行を重ね、予選シミュレーションにも取り組んだ。123周の中でウルトラソフトで1分23秒229を記録、ボッタスは12人中2番手となった。

 大きなトラブルに見舞われることなく作業を進め、昨年弱点だった部分がすべて改善していることを感じたと改めて述べたボッタスだが、他との位置関係に関して聞かれ、メルセデスの優位は変わらないと答えた。

「今のところ彼ら(メルセデス)はものすごく強力な位置にいると思う。シーズン序盤は誰であっても彼らに挑戦するのはかなり難しいんじゃないかな。今の時点ではそれが現実だ」
「でもテストを通して僕らは徐々に進歩している。これからさらに向上する余地があるから、状況を見ていくよ」

「シーズンは長い。どうなるかは誰にも分からない。メルボルンに向けてアップグレードがたっぷり導入されることを期待している。そしてそれがうまく機能するといいね。信じる気持ちを失っちゃだめだ」

 ウイリアムズはフェラーリやレッドブルと2番手争いをすることはできるとボッタスは考えている。
「パフォーマンス面の作業に焦点を移しつつある。ラップタイムをいい感じに更新していくことができたし、向上する余地はまだまだたっぷりある」

「上位に行くために必死に頑張っている。メルボルンでトップに立てるかどうかは分からないけど、前進しているのは確かだ。大部分のチームもそうだけどね」

「フェラーリとレッドブルを相手に戦えることを願っている。熾烈なシーズンになるだろう。目指すポジションを賭けて戦えるような状態になるといいね」

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