ウイリアムズとチーム・ロータスが、新車発表を当初の予定より遅らせる見込みであるとの報道がなされている。
両チームは、バレンシアで行われる今年最初の合同テストに新車を持ち込む予定であると報じられていた。先週、ウイリアムズおよびチーム・ロータスのスポークスパーソンがそれぞれ、新車をバレンシアに持ち込むとコメントしたと伝えられた。
しかしMotorsport.comによると、ドイツのAuto Motor und Sportは、ウイリアムズはバレンシアでは昨年型マシンに今季用のパーツをつけてテストを行い、新車FW33の発表は2月中旬に行われるのではないかと報じたということだ。
また、チーム・ロータスは、ヴァージンおよびHRTと同様に、ウイリアムズやフォース・インディアよりさらに新車発表が遅くなるかもしれないと、Auto Motor und Sportは伝えている。フォース・インディアは2回目の合同テストから新車を走らせることを明らかにしている。
これまで明らかになったところでは、フェラーリが1月28日に他に先駆けて新車をマラネロで発表、31日にはザウバーとロータス・ルノーGPがバレンシアで発表会を行う予定となっている。バレンシアテストの初日、2月1日朝には、メルセデスGPとトロロッソが新車を披露する。レッドブルは正式に発表していないものの、バレンシアテストに新車を間に合わせる見込みだ。マクラーレンは、バレンシアテストが終了した翌日、2月4日にベルリンで新車発表会を行うことが決定している。