ウイリアムズのエグゼクティブディレクターであり株主のトト・ウォルフが、メルセデス・ベンツ・モータースポーツのボスの座に就くことが決まったようだ。

 ウォルフは、ウイリアムズチームの主要メンバーだが、メルセデス・ベンツのDTMプログラムを運営するHWA社の共同オーナーでもある。彼はノルベルト・ハウグの後任として、メルセデス・ベンツ・モータースポーツの責任者になる見込みであることがわかった。

 メルセデスF1チームは、ノンエグゼクティブチェアマンとしてニキ・ラウダの起用を決めており、ラウダとウォルフが職務をどのように分担するのかはまだ明らかになっていない。

 ウォルフとメルセデスの契約についてはドイツのBildもすでに報じているが、両者とも今回の報道についてコメントをしていない。
 メルセデス・ベンツのスポークスマンは「我々が推測についてコメントしないことをご理解いただければと思います」と述べている。

 しかし、メルセデスに近い情報筋によると、いくつか解決すべき問題は残っているものの、すでに両者は基本合意に達しているということだ。

 最大の障害のひとつは、ウォルフがウイリアムズチームの株主だということだ。
 2009年、彼はウイリアムズの株主になり、昨年エグゼクティブディレクターに就任、将来チーム代表の座に就くものと考えられていた。

 これまで、彼がHWA社の49パーセントを所有していることは問題とはならなかったが、メルセデス・ベンツの重要な職に就くことは、ウイリアムズとの利害の衝突になる。

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