ラスベガスで行われる2011年IZODインディカー・シリーズ最終戦。インディカー・レギュラードライバー以外のドライバーが勝利すれば500万ドルのビックボーナスが授与される特別なレースに、今季のインディ500ウイナー、ダン・ウェルドンが挑戦することが発表された。
今季はレギュラーシートを失い、ブライアン・ハータ・オートスポーツからインディ500にスポット参戦したウェルドン。ファイナルラップの大逆転劇で、インディ500ウイナーに輝いたが、その後インディカー・レースには戻らず、2012年から導入される新シャシーのテストドライバーをしていた。
インディカーは、ラスベガス戦のボーナスチャレンジに3人のドライバーを募集。スコット・スピードが名乗りを上げていたが、先週参戦を断念していた。ウェルドンは、現在唯一のチャレンジドライバーとしてラスベガス戦に出場することとなる。
参戦チームは、インディ500と同じくブライアン・ハータ・オートスポーツとサム・シュミット・モータスポーツの共同チームだ。
「今年インディ500で成功を収めたSSMとBHAと一緒に戻れて、しかも“にんじん”がぶら下がった違うレースの勝利を目指せることにとても興奮しているよ。ベガスでは強いコンテンダーになっていたい。うまくいけば10月16日にラッキーなファンとともに笑えるだろうね」とウェルドンは語っている。