レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーは、最終戦までタイトル争いを繰り広げた昨年と比べると今季精彩を欠いているのは、タイヤが変わった影響だと述べた。
チームメイトのセバスチャン・ベッテルは6戦中5勝を挙げ、2位以下に大差をつけてポイントリーダーの座についているが、ウエーバーは最高位2位でランキング3位にとどまっている。
「期待が持てるような結果を挙げて、いい流れを保っていきたい」とウエーバーがrds.caにコメントしたと、F1SAが伝えている。
「早く(今季)初優勝を挙げたい。去年は頻繁に勝っていたことだしね」
言い訳は嫌いだというウエーバーだが、2011年の苦戦の原因はタイヤだと述べた。
「(去年までのブリヂストンと今年のピレリは)かなり違っている。ドライバーたちは(その変化には)とても敏感なものだ」
「ゴルファーやテニスプレーヤーが道具を変えたようなものだ。このレベルの戦いだと、皆、小さなことで優位に立とうとするし、些細な変化が大きな違いにつながる」
「だが適応できるかどうかはドライバーの問題だ」