2013年最後のシーズン前F1テスト初日にトップタイムをマークしたレッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーは、まだチームはベストの状態ではないと語った。
2月28日にバルセロナでF1合同テストがスタートした。前日に雨が降ったため、朝はコースが濡れており、昼前には激しい雨が降った。しかし最後の2時間にはコースが乾き始め、ウエーバーはその時間帯にこの日のトップタイム1分22秒693をソフトタイヤでマークした。
ウエーバーはこの日、雨だけでなく風の強さにも苦労したと述べている。
「かなり激しい風だった」とウエーバー。
「ターン1では強い追い風が吹いていた。他のセクションは路面がかなり汚れていて、風はそれほど強くなかったけれどコースが滑りやすくて難しいコンディションだった」
「比較的安定したコンディションになったのは最後の1時間だけだった。2セットのタイヤを試してみたが、問題なかったよ」
「さらに向上の余地はあるけれど、今日はドライコンディションで行えたプログラムが限られていたので、これが精いっぱいだった」
ウエーバーは、レッドブルはまだベストの状態には至っていないと語った。
「僕らにはまだやるべき仕事がある」とウエーバーはSky Sports F1に対してコメントしている。
「他に何台かとても速いタイムを出しているクルマがある。何チームか、かなり強力なチームがあるんだ。僕らはまだ実力を出し切れていない。それは間違いないよ」