2010年F1第15戦シンガポールGPの日曜決勝で、レッドブルのマーク・ウエーバーは3位を獲得、自分にとって重要な局面でルイス・ハミルトンとの接触が起こってしまったとして、当然起こってほしくない出来事だったと語った。
■レッドブル・レーシング
マーク・ウエーバー 決勝3位
スタートはとてもよかった。チームはよくやってくれたよ。マシンの滑り出しがよかったのはいいことだ。それによってレースで有利になるからね。ファーストスティントで落ち着いたところで序盤にセーフティカーが出た。チームにピットインするように言われた。僕としては疑問に思ったけれど、これが正解だとチームは保証した。確信は持てなかった。プライムで長いスティントをとることになるからね。でもコースに復帰してセーフティカーの後ろで隊列を整えた時、まあまあのポジションにつけることができた。何人か抜いて、ルーベンスに追いついた。彼のドライビングは素晴らしくて、抜くことができなかったよ。その後、またリスタートの場面が訪れた。バックマーカーたちが絡んでいると、スムーズに逃げるのが難しい。ヴァージンの1台に引っかかり、彼はベストを尽くしていたが、ルイスが僕にうまく仕掛けてきて、運悪く僕らは接触した。当然、望ましい出来事ではなかった。僕にとって自分のポジションをキープする上で重要な局面だったんだ。フェルナンドとセバスチャンは今日は最高のレースをしたね。彼らは週末を通してとてもいい走りをしてきたし、見ているすべての人たちにとって素晴らしいレースになった。僕は3位にとても満足しているよ。