レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーは、バレンシアテスト最終日に新車RB7で本格的な走りこみを行い、最初のテストをいい形で締めくくった。
3日、ウエーバーは105周を走破、1分13秒939のタイムで12人中4位となった。前日はトラブルのためほとんど走行できなかったものの、この日はピレリタイヤのテストを中心に周回を重ねた。
「今日初めてこのマシンで十分なロングランをすることでき、多くのことを学べた」とウエーバー。
「今日は速いマシンが何台かいたが、僕らはいい形でテストを締めくくることができた。3日間のうち2日目はあまり有意義ではなかったけれど、1日目と3日目はうまくいった」
ウエーバーは、2010年には最終戦までタイトルを争いながら、チームメイトのセバスチャン・ベッテルに敗れた。彼は今年こそチャンピオンになるためチャレンジしていくと意気込んでいる。
「集中してチャレンジし、去年よりもっといい仕事をしたいと思っている。それを助けてくれる素晴らしいスタッフがそばについていてくれるし、僕には大きなチャンスがある」とウエーバーは、RB7の発表会の後で、メディアに対してコメントしている。
「早い段階ではどういう結果になるのかは予想できない。優秀なライバルたちがいるからね。でも僕らのマシンは素晴らしくいいだろうし、スタッフは今回もいい仕事をしてくれた。だから僕らは自信を持っている」
「今シーズンは去年よりもいい形でスタートを切りたい。去年は最初はそれほどよくなかったけれど、シーズンの80パーセントで上位にいたというのは悪くないよね。少し改善し、勝ちにいくよ」