レッドブルのマーク・ウエーバーに、次戦バーレーンGPでのグリッド降格ペナルティが下された。
ウエーバーは、中国GPの決勝レース15周目にターン6への進入でトロロッソのジャン-エリック・ベルニュと接触。マシンへのダメージを負った両者はピットインを強いられることになった。
この件に関してウエーバーは、ベルニュは自分に気付いていたのにイン側を塞いできたと主張していたが、レーススチュワードはウエーバーに対して次戦バーレーンGPでの3グリッド降格ペナルティを言い渡した。
ウエーバーに接触される形となったベルニュは、次のように語っている。
「彼が何をしようとしていたのか分からないよ。僕はドアを閉めたりしていない。いつもどおりのコーナリングをしていただけだ。そしたらコーナリングの最中に突然衝撃を感じた」
「彼の方がずっと速かったから、次のストレートで僕の前に出られたはずだ」
ウエーバーはこの接触によるピットインの直後、右リヤタイヤが脱落するというトラブルに見舞われ、リタイヤに追い込まれたが、こちらはチームの作業ミスが原因と見られている。