ウイリアムズのエグゼクティブディレクターを務めたトト・ウォルフがチームを離脱し、メルセデスF1チームのエグゼクティブディレクターに就任することが発表されたが、彼の妻、スージー・ウォルフは、ウイリアムズに残ることを明らかにした。
ウイリアムズは、21日、ウォルフは同社を離脱するが、今後も株式を所有すると発表した。
ウォルフを失った後、チームプリンシパルのサー・フランク・ウイリアムズが引き続き社の監督を行い、ウォルフの業務は残った役員たちが担うとチームは発表している。
サー・フランク・ウイリアムズは、ウォルフのこれまでの貢献に感謝の言葉を捧げ、メルセデスにおけるチャンスを彼がつかむのを邪魔したくはなかったと述べた。
「トトは今後もウイリアムズの株式を所有し、(本拠)グローブには今後も彼の場所はある。だが間違ってもらっては困る。コース上では彼と徹底的に戦うつもりだ!」とウイリアムズは語っている。
今後についてフランク・ウイリアムズは、「幸運にも私の周りには非常にプロフェッショナルなスタッフたちがいる。社の執行委員会は、今後もビジネスを成功させるため、これまでどおり努力していく」とコメントした。
一方、トト・ウォルフの妻で昨年ウイリアムズのデベロップメントドライバーを務めたスージー・ウォルフは、Twitterを通し、自分はウイリアムズにとどまると明言した。
「はっきりさせておきたいのですが、私はウイリアムズF1チームのメンバーであり、私がチームを去ることは一切検討されませんでした」とスージー。
「夫のことは嬉しく思っていますが、コース上では手加減せずに戦いますよ!」