来季F1にデビューする予定の新規チームのうち、USF1を含む1、2チームの参戦は実現しない可能性もあると、バーニー・エクレストンが示唆している。
当初はFIA会長マックス・モズレーが提案する4,000万ポンドのバジェットキャップ制が2010年に導入される予定だったが、既存チームの反対により、その後廃案となった。4,000万ポンドのバジェットキャップ制を前提にエントリーを行った新規チームは、予算の潤沢なメーカー系チームと戦うことになり、厳しい状況が予想されることとなった。先日は、カンポス・メタF1チームが、バジェットキャップ制がなくなったことで、来季のF1デビューへの計画が狂ってしまったと述べている。
新規チーム、USF1、カンポス、マノー、ロータスのうち、USF1は来季参戦への準備が最も進んでいると見られていたが、バーニー・エクレストンは、同チームの出場は確実ではないとの見方を示している。
「1、2チームは参戦しないかもしれないと思っている」とエクレストンはBBCに対してコメントした。
「そういう話を聞いている。もしかするとUSF1が疑わしいかもしれない」