F1商業権所有者のバーニー・エクレストンは、41歳のミハエル・シューマッハーはあと10年でも走れると太鼓判をおした。
7度のワールドチャンピオンであるシューマッハーは、3年ぶりに今季F1に復帰し、開幕戦バーレーンは6位、オーストラリアGPは10位と、周囲の大きなな期待には届かない結果に終わった。
一部の人々は、シューマッハーはかつての速さを発揮できておらず、もしこのままパフォーマンスが向上しなければ、メルセデスGPとの3年契約を満了することなく引退するのではとまで推測している。
シューマッハー自身は、かつて自身が大きな役割を担ったグランプリ・ドライバーズ・アソシエーションに再加入しないことについて、「ここには限られた期間しかおらず、今後長期的にいるわけではないので、関与すべきではないと思っている」と述べている。
しかしエクレストンは全く別の意見を持っている。
「彼の新たなキャリアは長く続くだろう。10年先まで続くかもしれない」とエクレストンはイタリアのラ・ガゼッタ・デロ・スポルトに対してコメントしている。
またメルセデスGPのリザーブドライバーであるニック・ハイドフェルドは、AZのインタビューにおいて、シューマッハーはこれからどんどんよくなっていくはずだと述べている。