バーニー・エクレストンは、ジェンソン・バトンがブラウンGPを離脱してマクラーレンに移籍するというニュースを聞いて驚いたが、新チームメイト、ルイス・ハミルトンとの勝負が楽しみだと語った。
来季、慣れ親しんだブラウンGPを離れ、ハミルトンのチームであるマクラーレンに乗り込んで行くバトンに懸念を感じている者は多い。しかしエクレストンは、バトンの移籍を聞いた時には驚いたが、バトンはそれなりの自信を持ってマクラーレンと契約したのだろうと述べた。
「彼は当然、自分が何をしているのか分かっている。そして自分の契約条件には満足しているはずだ」とエクレストン。
「こういうことになって少し驚いた。だが、彼はルイスを相手にするだけの自信を感じているのだろう。少々骨が折れるだろうがね」
「ルイスを相手にするにはプッシュしなければならない。そして最も速い男がナンバーワンドライバーとなるのだ。それが誰なのか、1年の間にはっきりするだろう」
また、メルセデス・グランプリにミハエル・シューマッハーが加入するのではないかとのウワサについては、エクレストンは疑問を持っており、「可能性はかなり低いだろう」と述べている。
「彼がそうする理由が分からないし、私は一切何も聞いていない。私としてはかなり疑わしく思っている」とエクレストンは語った。