バーニー・エクレストンは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルに対する今週末レースの“10グリッド降格”ペナルティは間違っていると語っている。
レッドブルの新たなるスター、ベッテルは開幕戦オーストラリアGPの決勝レースで、優勝したブラウンGPのジェンソン・バトンに次ぐ2位を走っていたが、レース終盤、ペースで上回るBMWザウバーのロバート・クビカに攻め込まれ、接近戦となった末にクビカをレースから追いやるかたちで接触した。その後、自身もダメージを負っているにも関わらずしばらく走行を続けたことも影響し、レース後彼には次戦“10グリッド降格”のペナルティが言い渡されている。
「それは間違っている」と、F1界の最高権威エクレストンはドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌のインタビューに対して語っている。「彼はアクシデントで3位の座を失ってしまった」
「ドライバーが他車との接触で罰せられるというのなら、誰も闘いを挑まないだろう。我々ファンもそうしたバトルをより多く見たいはずだ」
F1 ニュース
エクレストン「ベッテルに対するペナルティは間違っている」
