バーニー・エクレストンが最近行った問題発言の影響で、ドイツグランプリの将来に関する会合が中止となった。
来年ドイツGPを開催する予定のホッケンハイムだが、同サーキットの94パーセントの株式を所有する地元バーデン-ブルテンベルグ議会が財政的支援の打ち切りを発表、開催が危ぶまれている。しかし先週エクレストンとの会合が行われ、ホッケンハイムでのドイツGP開催の救済策が今月中にも見出される可能性が出てきていた。
バーデン-ブルテンベルグ州首相はエクレストンと今週日曜にさらなる会合を行う予定になっていた。しかしエクレストンがアドルフ・ヒトラーの実行力を賞賛する発言を行い、物議を醸している事態を受けて、スポークスマンがドイツの通信社に対し、エクレストンの問題発言に世界中から非難が集まっている時期であるため、会合をキャンセルしたとコメントした。
