2011年F1への参戦申請を行っているエプシロン・エウスカディのボス、ホアン・ビラデルプラットが、エントリー承認の発表時期が遅いことが参戦準備に影響するとして懸念を表している。
来季F1の13番目のチームの選考手続きが現在進められており、エントリー申請に関心を示したチームとして、エプシロン・エウスカディの他に、ARTグランプリ、デュランゴ、アメリカのサイファー・グループの名が報じられている。
ビラデルプラットは、承認チームの発表は8月末以降になると述べ、マシン製作にかけられる時間がかなり少ないとして懸念している。
「楽観的に考えているが、FIAの発表は8月末までは行われないので、それが少し心配だ」とビラデルプラットはイタリアのアウトスプリント誌にコメントしている。
「つまり、承認されたチームは、F1マシンを本格的に作り出す時期が遅くなり、時間がわずかしかなくなる。さらに我々は仕方なく、来年の選手権に出場できるかどうか分からないままに投資を開始している状況だ」