2014年F1ドイツGPの日曜決勝で、ケータハムのマーカス・エリクソンは18位を獲得した。
■ケータハムF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=18位
ピットレーンスタートとなったので、苦しいレースになることは分かっていた。1周目にセーフティカーが出動したことに助けられはしたが、さらに10秒のストップ&ゴーペナルティを消化しなければならなかった。昨日パワーユニットのトラブルに見舞われ、昨夜パルクフェルメ規則を破ったからだ。そのため、セーフティカーが戻った直後にペナルティを実行した。その後、チェッカーを受けるまでの間、ずっと前に追いつくためにプッシュしなければならなかった。
18周目に最初のピットストップをしてスーパーソフトからソフトに換えて、セカンドスティントに入った。リーダーたちに追いつかれてブルーフラッグを振られるようになると、さらに時間をロスし、前のグループに追いつくためにできることは何もなかった。
今日の僕らに可能なペースを考慮に入れると僕のラップタイムはとてもよく、2回目のピットストップを行った41周目までひたすらプッシュし続け、そのころにはタイヤを使い果たしていた。
最後のスティントではスーパーソフトを履き、チェッカーまでプッシュできると言われた。前のマルシャとのギャップをある程度縮めたけれど、残り5周あたりでタイヤが完全に終わってしまい、(マックス・)チルトンと戦えるほど差を縮めることはできず、結局18位フィニッシュとなった。