2014年F1オーストリアGPの日曜決勝で、ケータハムのマーカス・エリクソンは18位だった。
■ケータハムF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=18位
今日の自分のレースにとても満足している。金曜に考えていたよりも直接のライバルたちとのギャップがかなり小さかったと思うからね。
すごくいいスタートを決めて2台ほど抜いた。でもソフトタイヤで28周ぐらいまで走る予定だったので、レース序盤の時点でポジションを守るためにタイヤを傷めたくはなかった。
最初のピットストップはうまくいった。新品スーパーソフトに交換し、そのタイヤは最初の10周ほどとてもいい状態だったけれど、その後、性能が落ち始めたので、43周目にソフトに換えて最後まで走った。
残念ながら2回目のピットストップでは、ピットレーンのファストレーンにフェラーリがいたために4秒ほど待たなければならず、(マックス・)チルトンの12秒後方でコースに復帰することになった。クルマの感触はよく、数周でギャップを約3秒まで縮めたけれど、ブルーフラッグのために大量にロスすることになった。でも僕らにとってはそれもレースの一部だ。ここのように全長が短いサーキットでは特にブルーフラッグの影響が大きくなるけれど、こういった面について学んでいかなければならない。シーズンのほぼ半ばまで来て、僕はかなり前進できている。今回のことも学習の一部と考えたい。本当ならチェッカー直前までもっとずっといい戦いができたはずだった。それでもFP1とFP2の位置を考えれば、18位は悪くないと思う。