インディ500ウイナーのトニー・カナーンは、インディカーチームとの来季契約が保証できなければ、NASCARでのチャンスを真剣に検討するつもりだ。

 今年のインディカー・シリーズに、KVレーシング・テクノロジーから参戦しているカナーンは、39歳を迎える今季も5月のインディアナポリス500で悲願の初勝利を飾るなど、今もトップドライバーとしての活躍をみせている。

 彼は、母国ブラジルでのスポンサー探しに旅立つ前の先週、ノースカロライナでNASCARチームのジョー・ギブス・レーシングと会っている。
「一部の人は疑うだろうね。でもそれは本当だって言うつもりだよ」と、彼が10日(火)にインディアナポリス・モータースピードウェイで行われたファイアストンのテストで語ったと、Autoweekが伝えている。

 カナーンは、ほとんどのインディカーチームと交渉してきたと述べているが、その中でチャンスがあるのはKVへの残留か、ガナッシ・レーシングへの移籍のふたつとみられている。
 ただ、チームはジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)にも興味を示していると言われ、最終的にはスポンサーマネーがシート獲得のカギにもなりそうだ。
「僕は今、フリーエージェントさ。だから、あらゆる場所に目を配る必要があるんだ」

 また彼は、ブラジルのストックカーチームのいくつかとも参戦に関する交渉を行ったという。

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