KVレーシング・テクノロジーは21日、トニー・カナーンがチームに加入し、佐藤琢磨、EJビソとともに3台目のマシンでIZODインディカー・シリーズに参戦すると明らかにした。
カナーンは昨年までアンドレッティ・オートスポーツから参戦していたが、昨シーズン終了後にチームを離脱。12月にはド・フェラン・ドラゴンに移籍が決定していたが、スポンサーマネーが集まらず参戦を断念。カナーンは今季に向けてシート喪失の危機に瀕していたが、ここへ来て“滑り込み”でKVレーシングの3台目のシートが決定した。
カナーンは琢磨、ビソ同様ロータスカラーのグリーンのマシンで戦うことになるが、サイドポンツーンにはガイコのスポンサーロゴが入り、ゼッケンは82番に決定した。
「トニー・カナーンが加わることを喜んで発表したい。トニーはサーキットの中でも外でも、素晴らしい選手のひとりだ。彼がチームに加わることで琢磨とEJとともに、コンペティティブなパッケージを築いてくれるはずだ」とKVレーシングの共同オーナーを務めるケビン・カルコーベン。
「ジミー(バッサー)とは、昨年の終わりくらいから実は話をしていたんだ」とカナーンはプレスリリースの中で明かす。「でもその時はタイミングが合わず、結局ジル(ド・フェラン)と契約した。しかし、その後僕がフリーになった時、KVのようなまだドライバーが決まっていないトップチームに電話するのは自然の流れだったんだ。ジミーと僕とはCART時代からライバルであるとともに親友だった。そのことは交渉を助けてくれたと思うよ」
「今回合意することができて僕はすごく興奮しているし、KVレーシング・テクノロジーに感謝している。僕の新しいチームメイトである琢磨、EJと協力して、KVが目指している初勝利をプレゼントしたいと思う」
