レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2012.08.20 00:00
更新日: 2018.02.16 10:50

カルダレッリ「日本での初表彰台は本当に嬉しい」


SUPER GT Rd.5 SUZUKA
19/Aug/2012

トラブル続出のサバイバルレースでカルダレッリが2位表彰台! クートも6位入賞! 

 2012 AUTOBACS SUPER GTもシリーズ後半戦となる第5戦を迎え、8月18~19日、鈴鹿サーキット(三重県)を舞台に、真夏のビッグイベント、“インターナショナル ポッカ 1000km"が開催された。4年ぶりにレース距離が1000kmとなった伝統の一戦には土・日あわせて60,500人のGTファンが詰めかけ、6時間に及ぶ白熱したレースを堪能した。GRMドライバーのアンドレ・クートはこのレースの2005年ウィナー。そしてSUPER GTルーキーのアンドレア・カルダレッリにとっては初のロングレースへの挑戦となった。

 8月18日(土)の鈴鹿サーキットは9:20の公式練習開始時からうす曇りながら気温が徐々に上昇。GT500 15台、GT300 25台のGTマシンがこのセッションで午後の予選に向けたマシンの調整を行った。LEXUS TEAM KeePer Kraftは国本雄資とアンドレア・カルダレッリがドライブして8番手(1'53.442), アンドレ・クートと荒聖治が操るLEXUS TEAM WedsSport BANDOHは12番手(1'54.332)でセッションを終えた。

 そして14:15。天候晴れ、気温32℃のコンディションの中、15分に渡るGT500クラスの公式予選Q1が開始された。ここで国本雄資がLEXUS KeePer SC430を駆ってアタックを開始。2番手(1'52.610)の好ポジションでトップ11台によるQ2へ難なく駒を進めた。

 そして、Q2(14:55から10分間)にはアンドレア・カルダレッリが35号車のステアリングを引き継いでアタック。しかし、自己ベストタイムを更新中にトラフィックにひっかかる不運もあり、9番手タイム(1'54.112)に留まった。

アンドレア・カルダレッリ
「今朝の公式練習後にセッティングを変えて予選へ挑みましたが、それに自分のドライビングを合わせきれないうえ、前のクルマにひっかかってしまって消化不良のままQ2が終わり、Q3進出(トップ7台)を逃してしまいました。でも明日は長いレースなので9番手からでも充分に追い上げられると思います。僕達のファイティングスピリットを楽しみにしていてください!」

 一方、Q1アタッカーを務めたアンドレ・クートはWedsSport ADVAN SC430をドライブし、徐々にタイムアップを進めるも、アタックラップにデグナーカーブで痛恨のコースオフを喫してグラベルにスタック・・・。このセッションで赤旗原因となったため19号車の当該ラップタイムは抹消され、翌日のレースは最後尾スタートとなった。

アンドレ・クート
「フリー走行で調整したマシンは良くなっていて、ドライビングもしやすくなり、アタックに入って行きましたが、アンダーステアが出て、左アウト側の縁石に乗ってしまいコントロールを失う残念な結果となってしまいました。明日は1000kmの長丁場なので、後ろから頑張って追い上げたいと思います。」


関連のニュース