カンポス・メタ・チームの会長、ホセ・ラモン・カラバンテが、ペドロ・デ・ラ・ロサとの交渉は終わっておらず、スポンサー次第ではあるものの、彼が2010年の同チームに加わる可能性は残っていると発言した。
デ・ラ・ロサはスペインのチームであるカンポスの有力候補であると考えられてきたものの、チームボスのエイドリアン・カンポスが、スペインのスポンサーを見つけるのは難しいと述べたことから、デ・ラ・ロサの可能性はなくなったものと見られていた。しかしカラバンテは、デ・ラ・ロサとの交渉は終わってはいないと語った。
「残りのシートにスペイン人ドライバーを乗せる可能性はある。もちろん、それがペドロ・デ・ラ・ロサであれば夢のようだ」とカラバンテが語ったと、スペインのラジオ局が伝えた。
「ペドロとの交渉は終わっていない」
「交渉において予算をまかなうことができるようになるなら、第一の選択肢はペドロとの契約だ。スペイン人である彼をチームに加入させることができれば嬉しい。しかしそれはスポンサーの状況にかかっている」
「現在のところ、スペイン人ドライバーに関しては、デ・ラ・ロサが唯一の選択肢だ」
カンポスはすでにブルーノ・セナとの契約を発表している。残ったひとつのシートに関してアルバロ・パレンテが候補のひとりと考えられていたものの、パレンテはヴァージン・レーシングのテストドライバーに決定した。