ナレイン・カーティケヤンが、2011年に向けてHRTと契約し、F1に復帰することを表明した。
HRTからは正式に発表されていないものの、カーティケヤンは、Twitterと母国インドのThe Times of Indiaを通して、HRTとの契約を明らかにした。
カーティケヤンは6日、Twitterで以下のようにつぶやいている。
「2011年にF1に復帰する。HRTでレースに出場する契約を結んだ。僕のキャリアにおいてF1の時代は終わっていないと常に言ってきたが、その言葉がうそではないことを証明できた」
「長期的にサポートしてくれているタタ・グループに心から感謝する。彼らのサポートに助けられた」
「F1復帰のために本当に努力した。10月のインドGPで母国のファンの前でレースができることになり、夢がかなうよ」
今年、インドGPが初めて開催されることが決定している。
カーティケヤンは2005年にジョーダンでF1に参戦したが、その後、ウイリアムズでテストドライバーを務めてから、A1GPにスイッチ。2009年には現在のHRTのチームプリンシパル、コリン・コレスの下でル・マン・シリーズとル・マン24時間でアウディを走らせた。
The Times of Indiaに対し、カーティケヤンは次のようにコメントしている。
「時間がかかったけれど、2011年にF1で再びレースをできるようになり、喜んでいる。モータースポーツ最高峰のシリーズに戻りたいという願いを諦めないと、僕は常に言ってきた」
「僕には、速さ、体力、F1で成功したいという意志があると自信を持っている」
「HRTでレースをし、ドクター・コリン・コレスの下で再び働くことを楽しみにしている。僕らは長年にわたり素晴らしい関係を築いてきた」
HRTは金曜にドライバーのひとりを発表する予定だとみられている。