JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのスーパーGTレース1予選でポールポジションを獲得したS Road MOLA GT-Rのロニー・クインタレッリ、JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458の平中克幸が、予選と明日の決勝に向けて語った。

GT500クラス・レース1ポールポジション
ロニー・クインタレッリ（S Road MOLA GT-R）
「このJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPに関してはシリーズ戦ではないですし、チャンピオンを獲って臨めるレースなので、気分的に楽に戦うことができましたね。いつもどおりにチームのみんなと一緒にセッションに臨みました。今年は雨が多い状況ですが、今回もタイヤ選択とクルマのセッティングでいちばんいい選択をすることができたのでポールポジションを獲ることができたと思います。ただミシュランタイヤのアドバンテージはそこまではなかったと思います。セッションの最初の10分くらいは雨がまだ強くなかったですが、その時にいっぱいいっぱいにプッシュしたのに後方との差はほとんどなかったです。最終的にタイヤやセットアップ、ドライビングとすべてを合わせることで獲れたポールだと思いますね。今年はチャンピオンも獲っているので、プレッシャーも少ない。明日はよりいいパフォーマンスが出せると思っています」

GT300クラス・レース1ポールポジション
平中克幸（JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458）
「雨の予選ということで、雨はダンロップタイヤさんがすごくいいパフォーマンスを持っているので何の心配もなく戦うことができたんですが、シリーズの最終戦もてぎではBMW Z4がすごく速かったので、油断はまったくできないと思っていました。朝のフリー走行を走ったら1秒以上間隔があったので、余裕ではありませんが、そこまで僅差にはならないかな……と思っていました。ただ、予選になってみて走り出しでタイムの伸びがなかったので、これではマズいと思って最後までプッシュし続けて、自分ができることをずっとやり続けた結果獲れたポールだと思います。Z4もコンマ1秒くらいまで縮めてきたので、すごくツイてたと思いますね。シリーズではBMW Z4に敗れましたし、僕たちはまだ今季1勝もしていないので、勝ちたいという気持ちがすごく強いんです。昨年もこのレースでは勝っていますから、連覇に挑みたいですよね。そのためにいちばんいい位置につけることができたので、明日が楽しみです」

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