来季、トロロッソからF1にデビューする19歳のロシア人ドライバー、ダニール・クビアト(MWアーデン)が、アブダビのヤス・マリーナで行われたGP3シリーズの最終ラウンドで逆転チャンピオンに輝いた。
首位と7ポイント差のランキング2位でアブダビに臨んだクビアトは、土曜の予選で見事ポールポジションを獲得。ボーナスポイントの4ポイントを手にしたクビアトは、午後のレース1でもポール・トゥ・ウインを決めて大量31ポイントを獲得、自身のポイントを162と大きく伸ばした。
一方、前戦までランキング首位に立っていたアルゼンチンドライバーのファク・レガリア(ART)は、黄旗無視などによって16位でフィニッシュ。
この結果、クビアトは、ライバルのノーポイントによって日曜のレース2を前に逆転チャンピオンを決めた。
クビアトと同様、トロロッソの候補として名前があがっていたカルロス・サインツJrは、クビアトと100ポイント差のランキング10位に終わっている。