イタリアGPの木曜記者会見で、BMWザウバーのロバート・クビカは、フェリペ・マッサの代役に関してフェラーリから打診があったことを認めた。
マッサの代役として2戦に出場したルカ・バドエルに代わって、イタリアGP以降の5戦にはジャンカルロ・フィジケラがフェラーリを走らせることが決定した。しかしフィジケラの起用が発表される前は、さまざまなドライバーが候補としてウワサされ、その中にはクビカの名前も挙げられていた。
記者会見において、“今日は白いスーツではなく赤いスーツを着ていた可能性もあったのでは”と問いかけられたクビカは、「今白いスーツを着ているから、もうウワサは収まったと思うけどね」と前置きをした後に、こう語った。
「いろいろなウワサがあった。接触がなかったわけじゃないし、僕もフェラーリに興味はあった。でもシーズン途中でチームを移るのは簡単なことではない。それに、今僕らはBMWでコンペティティブなマシンを手にしているから、自分のいる場所に満足しているんだ」
