ラリーで重傷を負い、イタリアの病院に入院中のロバート・クビカがリハビリを開始し、非常にいい状態だと担当医が語った。
クビカは先週最後の手術を行い、2、3日前に集中治療室から出て個室に移ったという。手のスペシャリストであるイゴール・ロセッロ医師は、クビカはすでにリハビリを開始したと述べた。
「彼はもう集中治療室に置かれる状態ではなく、リハビリのプロセスをスタートした」
「彼は快適に過ごせるよう広い個室に移った。手の軽い運動を始め、指を軽く曲げる動作を行っている」
「少し指を動かすことができ、手にはすでに少し感覚がある。何よりよかったのは感染症の兆候がないことだ。それを一番心配していた」
「今朝8時半ごろ彼に会った。非常にいい状態だ。彼に起こったことを考えると、彼の状態はポジティブだ。最近すべての手術を終えたが、その後一切合併症がなかったのはよかった」
「彼はもう痛みに苦しんではおらず、精神状態も非常に良好だ。彼はできるだけ早くリハビリを始めたいと訴えていた」
ロセッロ医師は、クビカがこの病院でいつまでリハビリを行うことになるのかは予想できないと述べた。
「それを予想するのは難しい。今後2週間は、我々が状況を見守ることができるよう、彼はここにとどまる。その期間はまだ感染症や合併症などの可能性がまだ残っているので、数日おきに包帯を換えなければならない。2週間後に彼のその後について評価を行う」
事故後、クビカは今シーズン中にF1に復帰したいと述べている。