ロータス・ルノーGPのロバート・クビカは、今の段階では今季のパフォーマンスについて予想はできないと慎重な態度を見せながらも、チームは昨年よりもいい状態にあると認め、今年はトップ3チームと戦いたいと述べた。
「現実的に見て、今年何を成し遂げられるかを話すのはまだ早すぎると思う」とクビカは2011年の新車R31の発表会の際にコメントした。
「去年はかなり失望したから、今年はそうはならないことを願いたい。今年は去年よりも準備が整っているのは間違いない。僕が加入した1年前の冬よりもチーム内の状況が安定しているからね」
「2009年と2010年の冬はルノーにとってとても大変な時期だった。今年はエンジニアもデザイナーもずっと楽な気持ちで、マシンをデザインする時間をたくさんとれたと思う。彼らは本当に素晴らしい仕事をしたと思うよ」
「でもライバルたちが何をしてきたか、僕らには分からない。彼らの方がいい仕事をしたなら、僕らがいい結果を出すのは難しくなるだろう。でも僕は、このパッケージから最大限の力を引き出し、いい走りをして、いい結果を期待するつもりだよ」
「エンジニアたちが革新的なデザインを選んだのはいいことだ。今年はさらに前進し、トップに近づきたい。つまり、フェラーリ、マクラーレン、レッドブルとレースをしなければならない。それが簡単でないことは分かっているけれど、彼らと戦えるよう、頑張っていく」